new book works 008 /『ラジオ塔』
008 詩・青柳拓次+絵・民
『ラジオ塔』
(2005年・artbeat publishers)
◎日々のことばを、詩と呼ぼう。
LITTLE CREATURESのメンバーであり、リーディングイベント「BOOKWORM」主催者、青柳拓次の詩に、DOUBLE FAMOUSのパーカッショニストの民が全編にわたって抽象画を描いた詩画集。後藤繁雄が編集し、一新された講談社現代新書の装丁が反響を呼んだ中島英樹が手掛けた、アートブック『ラジオ塔』。
○限定版400部 Aタイプ・箱入り(シリアルナンバー入り)
○限定版 30部 Bタイプ・大判(シリアルナンバー入り)
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ラジオ塔
僕はラジオ塔
音質と音量は僕の特性
音楽は僕の中で
周波数ごとに
並列に並べられる
朝に昨夜のニュースが伝わる
ラジオ塔から
昼にシロウト合唱団の声が響く
ラジオ塔から
夕方にムーンドッグの特集が聞こえる
ラジオ塔から
夜中に前衛音楽が鳴り出す
ラジオ塔から
キャッチした電波を
そ知らぬふりで
ノイズをまぶしたり
エコーに浸けたり
半分自分を信用し
移民の様な顔で立つ
人型のラジオ塔
青柳拓次
(本書より)
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